2026.06.03
【野球肩・投球障害】投げると肩が痛い!マッサージしても治らない理由は「肩甲骨の硬さ」と「全身の運動連鎖」の崩れ
■ 「肩が痛いから肩を休める・揉む」の大きな落とし穴
「ボールをリリースする瞬間に肩の前側がズキッと痛む」 「遠投すると肩の奥や肘に違和感がある」 「休むと痛みが引くが、投げ始めるとまた痛くなる」
野球をしている学生や社会人プレーヤーを悩ませる「投球時の痛み」。痛い場所(肩や肘)に湿布を貼ったり、マッサージをしたり、あるいはノースローで休ませたりしていませんか? 実は、投球障害において「肩や肘は被害者であり、加害者ではない」ことがほとんどです。根本的な原因は、全身の動きの悪さと、土台となる「肩甲骨」の硬さに潜んでいます。
■ 生体力学で紐解く:投球は「全身の運動連鎖(キネティックチェーン)」
世界的な生体力学の基準である『筋骨格系のキネシオロジー(Neumann著)』では、投球動作は腕だけで行うものではなく、全身を使った「運動連鎖(キネティックチェーン)」であると定義されています。
下半身(足)で生み出した巨大なエネルギーを、体幹(骨盤・背骨)の捻転で増幅させ、肩甲骨を通して、最後に腕から指先へとムチのように伝達します。 もし、股関節が硬かったり、背骨の捻りが不十分で「全身の動き」が悪くなると、どうなるでしょうか?エネルギーが途切れてしまうため、それを補うために肩や腕の筋肉だけで無理やりボールを投げようとしてしまいます(手投げ)。 この「過剰な代償動作」が、肩の関節や靭帯を限界まで引っ張り、破壊してしまうのです。
■ 肩甲骨が背中にへばりつく「筋膜の癒着」の恐怖
全身のエネルギーを腕に伝える「最も重要な中継地点」が肩甲骨です。 腕を高く上げてボールを投げる際、肩甲骨は背中を滑るように上方へ大きく回転(上方回旋)しなければなりません。しかし、最新の筋膜研究(Stecco『Fascial Manipulation®』)の観点から見ると、姿勢不良や疲労の蓄積により、肩甲骨周りの筋膜(ファシア)がドロドロに癒着(ゲル化)している選手が非常に多いのです。
肩甲骨が肋骨にへばりついて動かなくなると、腕の骨(上腕骨)だけが無理に動こうとします。結果として、肩の関節の中で骨と腱が激しく衝突し(インピンジメント症候群)、激痛を引き起こします。
■ 当院の「痛みを繰り返しさせない」根本アプローチ
当院では、痛い肩だけを治療する対症療法は行いません。生体力学に基づき、投球に耐えうる「全身の機能」を取り戻します。
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急性期の炎症を抑える「ハイボルト治療」: まずは現在起きている肩や関節唇、腱の炎症・痛みを特殊電気でスピーディにブロックします。
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肩甲骨の滑走性を取り戻す「筋膜リリース」: 背中や胸周りの癒着した筋膜を丁寧にリリースし、肩甲骨が肋骨の上を自由に動く(スライディングする)本来の柔軟性を取り戻します。
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運動連鎖を正常化する「全身アライメント調整」: 股関節の柔軟性や胸椎(背骨)の可動域を改善し、下半身から指先までエネルギーがスムーズに伝わる「怪我をしないフォーム」の土台を作ります。
「痛くて全力で投げられない」と諦める前に、全身の動きと肩甲骨を見直してみませんか?プロフェッショナルな視点から、あなたの競技復帰を全力でサポートします!まずは【無料相談】へご来院ください。
院長 鈴木 悠也




